2018年9月13日 (木)

吉田松陰

この夏、以前から行きたかった萩の吉田松陰で有名な松下村塾(しょうかそんじゅく)に行ってきました。

松下村塾は神社の境内の隅にあり、意外と小さな部屋でした。でもこの小さな部屋から幕末を揺るがす大きな車輪がスタートしたのだと思うと感無量でした。

29歳という若さで処刑された吉田松陰ですが、短い人生に託した情熱、思い、成し遂げた行動力は現代にはもう、なきに等しい闘志かな、、、、、、とも思いました。

処刑前の牢獄で最後に詠んだ言葉が石碑に刻まれ松下村塾の前にあり、思わずたたずんでしまいました。

”親思う心にまさる親心

きょうのおとずれ何ときくらん。”

親を思う心よりも強い親からの愛の心、、、今日の処刑のことをどんな気持ちで聞くのだろう、、、、と解釈しました。

確かに親を思う気持ちも親として子を思う気持ちも両方を経験している私は両者は計り知れないものと判断しますが29歳の若さで逝った親思いの松陰の牢獄での最後の絶叫が聞こえてくるように感じて思わず石碑を撫でたくなってしまいました。

また、松陰の言葉に

”君子は何事に臨んでも

それが道理にあっているか否かを考えてその上で行動する。

小人は何事に臨んでも

それが利益につながるか否かを考えて行動する。”

とあります。

福祉に携わる人々の中でも、やはり給与、休憩、休暇、福利厚生、自分の目先の利益ばかりが主となる方々が増えて志はどこにあるんだろうとがっかりしていた毎日。。。

福祉の利益はやりがいという大きな人生の利益であることを知ってる方と出会いたい。。。。。。。。。!

暑い夏、松陰の言葉の響く一日でした。

2018年8月 8日 (水)

ヘルパー会議

月に一度夕方からヘルパー会議をしています。

皆さん一人一人が一生懸命に利用者さんのことを考えてくださっていて、とてもありがたさを感じるホットなひとときです。前回皆さんにこの仕事への思いを聞きました。「笑顔、とにかく笑顔です。僕も利用者さんも笑顔で過ごすことを一番に考えてます」という言葉が心に残りました。

ヘルパーさんは1対1の仕事なのでなかなか瞬時に相談できる環境がなくガイド中は本当に大変だと思いますが、こうして笑顔を心がけて下さる気持ちに感謝しました。

皆さんが利用者さんのことを考え準備をして楽しみを共有できるように配慮されているのをひしひしと感じます。

ヘルパーさんが足りなくてお断りする時もありますが、今は自慢のヘルパーさんばかりで小さくても事故のない安全なそして信頼しあえる仲間作りをこのまま存続していきたいと思っています。

ガイドヘルプにおけるいい情報があれば新聞を切り抜いて来て下さるヘルパーさんもいらっしゃれば一人一人の思い出をしっかり綴じてくださってるヘルパーさんもいらっしゃいます。

この仕事の根本にある利用者さんへの愛情が感じられてとても嬉しいです。

KOGUMAの移動支援、介護は小さくても安心できるそして信頼関係の継続できる利用者さん、または御家族とだけのお付き合いに絞ってヘルパーさんも利用者さんも「楽しかった」と言える一日を目指していこうと思います。現在ヘルパーさん不足の為、9月29日30日の二日間で資格の取れるガイドヘルパー講座を開催します。福祉の仕事を真面目に考える方で御受講希望の方いらっしゃったらぜひぜひご紹介ください。お待ちしています。

2018年7月11日 (水)

感性

「1.jpg」をダウンロード

こぐま作業所明石の利用者さんの作品です。

喫茶エールに掲げています。

エールはジェノバラインの目の前です。

是非一杯のコーヒーと素敵な絵を見に行って下さい。

「2.jpg」をダウンロード

感性がほとばしる作品だと思います。

描くこと!ぬること!心を込めること!

見た瞬間に命の洗濯ができました。

2018年6月11日 (月)

虐待

悲しいばかりの虐待のニュース

愛くるしい5才の子供の文章に涙がでました。

こんな文章を書かせる大人の心はどういう風に育ってきてこんなに鬼のようなことができるんだろう、、、、、と不可解です。

弱者である子供に対して大人というだけで、しかも保護者の立場でどんな権利があると思っているのだろう、、、、、、

ため息と怒りばかりです。

いろんな通報も行政も親権者という特権には勝てないのだろうか、、、、、?

二度も児童相談所であずかりながらどうしてそのまま養護施設へ措置できなかったんだろう、、、、

非情な親よりももっともっと愛情を注いでくれるところはたくさんあるのに。。

あざを見ただけで二度あることは三度あると思えなかったんだろうか、、、、、、、、

怒りが反芻するばかりです。

行政だけには任せられないことが日本には一杯ありすぎる、、、、、、、、

でも本心で立ち向かおうとする人を阻むのも行政であったり、、、、、、、、する。

本気、本腰がなかなか見えない行政の流れ。

私たちは子供のSOSのサインにもっともっと迅速に動き子供達の美しさを育てたい。

花、きれいです

美しいものは、人の心を美しくする

でも、子どもたちの笑顔

もっときれいです

明日が見えます

2018年5月 9日 (水)

連休はテレビを見てゆっくり時間に恵まれいろんな感動がありました。

学生時代卓球をしていた私は世界選手権における日本女子の卓球にはくぎ付けになりました。

準決勝ではもう負けたか、、、と思った点数を逆転するほどの接戦に1本1本を大切に立ち向かう石川選手の真剣なまなざし、勝った時の涙、どれをとっても感動でした。

又突然、韓国と北朝鮮が合同チームをくみ、えっ?と驚いてるさなか、たじろぎもせず「面白みがあります」と笑顔で平然と答える日本選手の度胸にはあの若さで、、、と拍手をおくりました。

イチロー選手の記者会見での言葉

「僕には小さい時から笑われてきた歴史があった。でも笑われてきたことの全部をいつの間にか実現した。」

「僕にとって僕の勝ち得た数字よりもチームの皆が喜んでくれることが喜びだった」

笑われてきたことを踏み台として生きてきたイチローの謙虚な言葉には光るものを感じました。

又「お前の親父になったるで」という番組は少年院や刑務所をでた子を引き取り面倒をみている、ある建設会社の社長さんと刑務所を出た青年とのドキュメントでした。

かって教護院の教母をしてきた私は行政にはない本物の志を見た気がしました。

まだこんな人がいるんだ。。。。。と。

かって私がめぐりあった、非行少年たちを思い出しながら愛情の枯渇状態が彼らを罪においやってることを原点に本気本腰で愛情を注いでる人がいる事に感動!   この連休はここちよい感動の毎日でした。

私たちの仕事もしかり、特に福祉、保育においては

「志」と「謙虚さ」をベースにKOGUMAが「自己実現」の場所であるよう祈ります。

2018年4月12日 (木)

Sちゃんの言葉

10年以上前、福祉作業所を立ち上げた時の利用者さんからハガキがきました。

彼女はもうこぐまをやめて随分なりますが、時々自分の思いをこうして書いて送ってきてくださいます。

今は遠いのでこぐまの移動支援も使っていません。

文面の一部にこんな言葉がありました。

こんにちは

私はヘルパーさんがあれこれと口出ししてくるのがちょっと嫌です。

自分でやれるからやらせてほしいです。

ハッとしました。

こぐまの利用者さんにもこんな気持ちの方がいらっしゃるかも、、、、、、、。

それよりこの子の移動支援の事業所の方にこの気持ちをわかってもらわないと、、、、。と焦りました。

幼児、いや乳児も高齢者の方々も私たちがかかわるすべての方々にも口に出せない思いがいっぱいあるかもしれない。

たまにしか会わない移動支援のヘルパーさんの場合は関係性が作り難いと思いますが数回同じ方のガイドをやっていると理解しあえるものと思ってきました。

親切のつもりが

丁寧な介護のつもりが

熱心な保育をしてるつもりが

     自己満足になってないか??

どうしても上からの立場にあると思い込んでいないか???

子供達や利用者に笑顔をつくらせているか????

やりたい!   やれる!   をつみとらないように見守るあたたかさ

そしてなによりも本人に気持ちを出させる会話をお願いしたいと思いました。

2018年3月12日 (月)

破天荒

私の誕生月である二月に昨年12月から入院していた兄が逝った。

もう点滴だけになっていると聞き新幹線で駆け付け、ベッドの兄に「誰かわかる?」と耳元で聞いたら声にならない声で「昭子」と言ってくれた。

まだまだ意識があるのでスポンジで淡路島のオレンジジュースを唇にひたすと、それはそれは美味しそうにすすってくれた。

それから1週間後天国へ旅立った。

「破天荒」という言葉が弔辞でもとびかったが

兄の死とともに「破天荒」の時代が終わった、、、そんな気がする。

若いころ好きだった人が亡くなりお墓の前でバイオリンを弾いていた兄。

75歳を過ぎて船舶の免許をとり、行きたい、行きたいと言っていた屋久島に船を買い唐津の海から一人でのりだし、途中で座礁してしまったのが笑い話のようでもあり、いつまでも少年の心を失わない兄の最後の冒険でもあった。

兄が孫につけた名前は坂本竜馬の竜と勝海舟の海をとって「竜海」

。。。。。。兄の中には本当は野望、野心が内在していたのかもしれない。。。。。

6年生の時に兄がくれた文庫本がパールバックの「大地」。それからいろんな本を貰った。

私が本を好きになり、文学に興味をもったのは兄のおかげである。

こうしていつも何かを書いていようとさせてくれたのも兄のおかげである。

兄のような奔放で破天荒そのものは、時代とともに終わっていくのがどこか寂しい。

安全、安心を防波堤とするきちんとした生き方に変わってきたように思う。

そして親、兄弟がかけていく都度に故郷が段々遠くなる。。。兄を思い出しながら私はもう少しだけ無茶を承知な夢追い人でいたい、、、、、 と合掌。

2018年2月 8日 (木)

新しい春

まだまだ極寒の毎日で時折、ヒューと聞こえる風の音が寂しい夜明けです。

3月より明石の二国沿いに新しく企業主導型保育所「こぐまのお庭」をオープンします。

4月より新たに小規模保育所こぐまプリスクールも須磨区板宿と北区岡場にオープンします。

私の担当する企業主導型保育所は昔でいえば事業所内保育所でNPO法人KOGUMAでお仕事をされる方のお子様の保育が主となります。

KOGUMAでお仕事をされている方であれば事務の方でもヘルパーさんでも保育士さんでもお子様を連れてきて預ける場所であり、一部、就労証明書があればKOGUMA以外でお勤めの方のお子様もお預かりできるシステムです。

小さなお子様のいらっしゃる女性でも働きやすくするための内閣府の施策です。

保育士さん、看護師さん募集にあたり、たくさんの方と現在も面接中ですが、私たち福祉の仕事は「人」がすべてです。

人間が好きでないとできない仕事です。

笑顔が豊かな方、愛情深い方、穏やかな方、理念をお持ちの方バランス感覚のある方、、、などと私の欲望が右往左往しながら面接をしています。

たまに以前お勤めしていた職場の悪口を言われる方がいらっしゃいます。そんな方は又ここをやめていかれたらここの悪口をいう人だと思います。

自分がルールに従えなかったことなどが見えない方だと解釈して残念に思います。

逆に新しい方の参入で職場がいっきに明るくなったり、新しい方のやる気オーラが職場全体を盛り上げてくれる場合もあり、嬉しい日々も多々あります。

可愛いお子様、利用者様、そしてお仕事して下さる方々との出会いにワクワクしながらあたたかい春を迎えたいと思います。

2018年1月15日 (月)

年のはじめに

30年ほど前に出会った言葉です。

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

子供は自分のことを一番わかってくれる人のために伸びようとするのです。

子供は自分がやったことを一番に喜んでくれる人のために伸びようとするのです。

そして再びその人の笑顔を見たくてがんばるものなのです。

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

保育でも移動支援でもこぐまの森でも携わる私たちが心にとめておきたい言葉です。

私たちも子供達や利用者さん達の笑顔をみるために頑張らなくては、、、、と年の初めになると思います。

今年は私も古希を迎える年となりますが

   人に支えられ、言葉に支えられながら、ここまでの自分があるように思います。

そして保護者の方々、御利用者さんの方々、職員の方々との御縁が今ここにあることを感謝しながら今年はゆっくりと牛歩なる毎日を過ごしたいと思っております。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2017年12月12日 (火)

認可外保育

テレビをつけると待機児童対策という言葉が頻繁な毎日となりました。当法人では現在小規模保育園が4園あり、来春2園増やして6園となります。

また、認可外には1円の補助もありません。意外と保護者の方々もお仕事をされている方々もこの1円の補助もでないという実態をご存知ありません。

やっと保護者の方々には認可外にも補助金の配付がなされる動きがありますが、園側に対しては変わらず1円の補助もなく処遇改善の手当も当然のことながらないので人材も集まりにくい状況です。

明石で開園して16年が経過しました。今も毎日問い合わせがあります。

明石は子育ての町、第二子以降が保育料無料とうたわれ手厚い子育て対策にどんどん若い世帯が増え逆に待機児童も比例して増えております。

「来春認可園に落ちたら入れますか?又予約していても認可園に入れたらキャンセルしても大丈夫ですか?」という問い合わせの殺到に「はい、うちは予備校みたいなものですから認可園に入れたらキャンセルされて大丈夫ですよ」と答えながら、認可外保育園の立ち位置は何なんだろうと思い空しくなります。

又そういう問いかけをしなければならない保護者の方のお気持ちを思うとこの町の政策は何なんだろうと、、と胸が痛くなります。

小規模だと2歳児までしか入れない、、認可外だと就学前まで保育可能というのは私たち保育者には大きな魅力で、かって0歳から小学校入学まで保育させて頂いたお子様を送り出す卒園式には職員もお母様もそして卒園生までが号泣するあの感動は多分認可園にはないものと思います。少数の保育園でしかない深いつながりを保護者の方も子供達もお土産に巣立っていきました。

そして認可園のような処遇改善もできずただ国の対策からはおきざりにされながらも精一杯の保育をして頂いてる現職員の方々、今までの明石園を築き上げて下さった先生方に改めて感謝を抱く年の終わりとなりました。

行政が分け隔てなく認可外の子供たちも同じ地域の子供たちであることの認識が高まることを祈ります。

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