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2020年2月14日 (金)

認可外保育園

暖冬とはいえ、時々冷たい風が頬を撫でます。

約18年間認可外保育園として明石のお子様をたくさん育て送り出してきたこぐまプリスクール明石園が3月末をもって閉園することになりました。

明石市は子育て支援対策に力をいれたくさんの認可園ができました。

明石の子育て対策に魅力を感じ引っ越して来られる方もたくさんいらっしゃるようです。

 

18年前アスピアの当時の部長さんがうちまでお見えになり、アスピアで働いてる人達のお子様を優先的に預かる保育所をやって欲しいといわれ、まだ企業主導型とかはない時代でしたから認可外保育園として立ち上げました。そのころ1歳でお預かりしたお子様はもう19歳です。。。

アスピアも部長さんが変わり家賃を上げられることが原因で今の場所に引っ越しました。

認可外とはいえ運動会、発表会、お泊まり保育(当時)などたくさんの行事を催し先生方の御苦労はひとしおだったと思いますが可愛い子どもたちの笑顔溢れる保育園でした。

閉園する時期になって現在の先生方も含め明石園に携わってくださった先生方のお顔が走馬灯のように浮かび感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだ明石には保育ニーズがあると思いますが1円の運営補助もない認可外では力尽きるのは当然です。又行政がそうさせているような気がします。

一番残念なのは、保育士を認可園に取り込むため新卒者に就職支度金ごときたくさんのお金を積み募集されていることです。それは明石市だけではなく神戸、大阪もしかりでまるで保母とり合戦です。資格のある方は引く手あまたですから待遇を比較しながら選べる状況になり何か保育の世界とは違うものが展開されつつあります。そんなお金があったら認可園に落ちたお子様をお預かりしている私たち認可外にもせめて家賃補助なりだしてくだされば今後もたくさんのお子様に保育を還元できたと思います。

子育て支援対策は力のあるところにだけ陽をあて、今まで認可園に落ちて、いくところのない同じ地域のお子様方の認可外保育所は日陰のままでした。

 

でもそんな中、最後まで素晴らしい職員に恵まれ先生方には運動会、発表会、遠足、子供たちにたくさんの経験を通し一番大切な時期の情緒をはぐくんで頂きました。

それはこぐまプリスクール明石園の大きな誇りです。

自力で頑張ってる認可外にも陽をあてて頂き、継続が可能な日がいつか来ることを祈る反面0円からの出発の私の原点が消えていく寂しい思いです。

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