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2017年8月22日 (火)

遠い日

古い手紙を整理していると昭和38年ころの切手が貼ってあるのがでてきたり、黄ばんだり、しみがついたりしている便せんに遠い遠い日々が思い出されて夜中まで読みふけってしまった。

私がいくつの時だったろう、、、、、長崎で障がい児のお世話をしていた御夫婦がいらっしゃって、とても運営が大変なことを知り、私は手紙を出した。

それから賀状が二度きたと思う、

「11月8日年賀はがきの売り出しがありますともう一年がすぎたのか、、、と思います。

年賀はがきを書いてお餅をつけば私のお正月はやってきます。

あなた様のお幸せをお祈りいたします。

                                のぎく学園     近藤えい子」

最後の年の賀状である。

1年目のはなくしていたがこの子らにお餅が食べさせれるだろうか。。。と書いてあったのを覚えている。

この後、運営にいきずまり心労が重なり園長先生(御主人)は自ら命を絶たれた、、、ということを新聞で知り驚愕とした日を昨日のように思い出す。

週刊誌にも御夫婦で子供達と手をつなぎお散歩されている後ろ姿の写真があり、鮮明に覚えている。  賀状を握りしめその後ろ姿の写真に泪したのも昨日のようだ。

福祉を心底、心でやる人がいた。

そんな時代だった。

行政からの優しい手もなかった時代だったろうと思う。

昨今の社会福祉法人のお金にまみれた情けない姿を見ながら相反して浮かぶ御夫婦の後ろ姿である。

捨てる手紙、捨てない手紙、、、取捨選択しながらこの黄ばんだはがきを私は握りしめた。

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