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2015年1月27日 (火)

ふしぎなともだち

現在、淡路島在住の絵本作家 田島征彦さんが書いた淡路島の実話の絵本「ふしぎなともだち」の講演会があったので足を運びました。
ふしぎな友達とは島の小学校に転校してきた自閉症のお友達のことです。

淡路島では障がい児が普通学級で学ぶ教育が進められています。
お友達はちょっと不思議?と思いながらともに学び大人になった今も仲良くおつきあいしています。
主人公やっくんは現在東浦町でメール便の配達を周りの方々に支えられながらやっています。
小学時代からのお友達も主人公のやっくんもやっくんのお母さんも担任だった先生も実在の方々がパネリストで出ておられました。
お母さんは声を詰まらせて「行政が一番冷たかった」とおっしゃっていました。
先日行政の方に言葉を理解してもらえなかった私もその言葉にドキッとしました。

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「子供の時期に自分と違った人と触れ合うことが「共に生きる」の基本となります。
「変だね。ちょっと不思議」それでいいのです。
「不思議だけど友達」と関心を持ち「どうしてだろう」と想像力を働かせて付き合うことが、関わる人への豊かな感性を育み、深く広い価値観を持つ大人へと成長させてくれます。
まさに絵本の中のやっくんとそのクラスメイトのように。
「共に生きる」の共生社会の現実は「ともに遊び、ともに学び」の延長線上にあると思っています。
  、、、、、、、、、、社会福祉法人あおぞら共生会副理事長 明石洋子さんの言葉です。

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「一人一人がみんな一緒になるためには、一人一人がみんな違うことを分かりあわなければいけません。むずかしいね、、、でもみんな同じ人間だったらどうしますか?全然面白くありませんね。みんな一人一人が違ったものをもっているからおもしろいのです。いいところも悪いところも持ち寄ってそれぞれの居場所をはっきり持って。私はここにいるんだとはっきり言いなさい。」
  、、、、、、、、、、、、、主人公やっくんの小学2年の担任 岸原史郎先生の言葉です。

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数年前、とある作業所に向かう利用者さんを見てコソコソ言ってる小学生を見て私は睨みつけました。
諭す言葉が咄嗟に出ない自分にもどかしさを感じましたがこの絵本を読んでいてその日のことが浮かびます。
小さい頃から分かり合う、理解し合うには大人の言葉が必要です。
そして思いやりを教えるのも大人です。
やっくんの小学校の同級生は今も友達、そういう環境を作った担任の先生は立派に思いやりの心を育まれたのだと思います。

KOGUMAも春から閉園する大橋園で、障がい児の児童発達支援と放課後デイを始めます。
やっくんの担任の先生の言葉を心に掲げながら、そしてこの絵本をたくさんの園児たちに読んであげたいと思います。

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