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2009年8月22日 (土)

夜回り先生

朝夕、寒さを感じる季節になりました。10月の15日の夜、『夜回り先生』こと水谷修先生の講演会を聞きに行きました。以前いっきに本を読んだことがあり、とても興味深かったからです。

長い間、そして今も、夜のちまたを徘徊する子等を、、、、薬物依存症の子等を、、、、夜回りしながら助けてきた先生です。ホールに入ると片隅で本を買われた方々にサインをしておられましたが、とても腰が低く1人1人に親切にお声をかけておられた姿がとても印象的でした。50歳とおっしゃってたように思いますが、ギラギラ輝くまなざしにはまだまだ若い闘志と志しを感じました。本気で取り組んでおられる方の熱気、熱いものが本物として伝わってきたように思います。

こんな先生が各学校におられたらいいな、、、、と思うのですが、本気で取り組む先生は必ずと言っていいほど公的な学校をやめ、自分で塾をやったり、、、独自の世界に入っていかれるような気がします。

夜回り先生もやはり公立の高校教師をやめ、毎晩毎晩こうして孤独な子供達に立ち向かいながら自分の思いに忠実に生きてこられたのだと思います。かって教護院の保母をしていた私もささやかながら先生のお話を聞きながら通じるものを感じさせていただきました。

彼らはきっと『愛してください』『認めてください』と何かに向かって絶叫しているのではないでしょうか、、、、、、

講演が終わって私は先生の新しい本を買いました。そのページの中に『福祉で彼女を救えない』というタイトルが目に入りました。この「福祉」は行政の意味で書かれていましたが日々私も感じるものがあります。

法を決める方も、行政の窓口の方も人の心が分かる『志』のある方を、、、と望むことの多い毎日です。

                             こぐま代表   松本 昭子

 

 

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