2020年7月 6日 (月)

せみのおべべ

年とともにもの忘れがひどくなり、記憶の糸が1本1本抜けていく気がします。

仕事年齢はとおにすぎていて、忘れることが増えた際には仕事の引き際を見極める必要もありかと、、、ついつい思ってしまう時もあります。

いまだに日々追っていく仕事のあることは私のこの小さな脳においても幸せなことではありますが時々小休止を求め空の青さと海の青さの美しさだけを見つめていたい日も増えてきました。

心が疲れた時、、、、体が疲れた時、、、、私は「金子みすゞ」の詩集を手にします。。

子どもの感性をそのまま直観的に素直に表していて何の見繕いもしない言葉がコロコロとページの隙間からこぼれでて懐かしい風がふいてくるのです。

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せみのおべべ                          金子みすゞ

母さま、うらの木のかげにせみのおべべがありました。

せみも暑くてぬいだのよ。      ぬいで忘れていったのよ。

ばんになったらさむかろにどこへとどけてやりましょか。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

優しいおさな心が絵のようです。

2020年6月23日 (火)

コロナと知事

緊急事態宣言が解除されて少しずつ安堵の兆しが見えてまいりました。

でもまだまだ日々テレビの情報に翻弄される毎日ではあります。

ある日テレビを見ながら主人が「官僚あがりはあかんなあ、、、」とぼやいてましたが、たまたま先日テレビでも官僚出身の知事とそうでない知事の名前があがり、比較されていました。

守られた世界で生きてきた官僚出身の知事は私が見てても危機感、問題意識の薄さを感じます。具体案がなく、のろりのろりです。

官僚出身ではない大阪の吉村知事には危機感、問題意識の強さ、そして命を守ることへの気迫を感じました。

表情さえ武士のように見えてきてこの「本気」は大阪を超えて国民全体へ響いていることを実感しました。

スピード感の違い判断力の違いは主人が言ってたように官僚出身の知事と民間出身の知事とではとり組む姿勢において大きな差がみえたように思います。

それはやる気だけではなく、自分の仕事への責任感、志だと思いました。

そしてそれはどの仕事にも必要な事だと!!!

2020年4月30日 (木)

コロナ

淡路島を終の棲家とし、引っ越してきたころに七福神めぐりというのがあり、いってみました。その時、八浄寺というお寺で大きなマッチをもらいました。マッチ箱の裏にこんな言葉が書いてありました。

日常五心

 ハイという素直な心

 スミマセンという反省の心

 オカゲサマという謙虚の心

 ワタシガシマスという感謝の心

 アリガトウという感謝の心

 

何でもないような当たり前の言葉ですがコロナ感染で大騒ぎの毎日、人の心があらわになりすぎててこの当たり前に並んだ言葉を時々思い出します。

ハイという素直な心がもてないパチンコ屋さん、

私がしますという奉仕の心で雨合羽を医療関係の方へ寄付する方々、

アリガトウという感謝の心を拍手や青のイルミネーションで表す方々。。。いろんな心がかいま見えます。

 

そしてこぐまくらぶの利用者さんたちがオカゲサマという謙虚な心で毎日手作りのマスクを作っていらっしゃるのにであいました。

紹介させてもらいます。

御希望者の方いらっしゃったらいつでも連絡下さい。大人用が300円、子供用が250円です。

078-785-4855 KOGUMAまで。

2020年3月10日 (火)

何か聞こえるよ

静かに。何か聞こえるよ

泣いたり 笑ったり               

発達障害の双子の歩み

「何か聞こえる」と言った長女・ももの好奇心に満ちた顔が忘れられません。そのことを私に伝えようとしている姿を何ともいとおしく感じました。

発達障害の特性を持っているせいか、娘には人間関係の希薄さを感じることがあります。一緒に喜びたいときや、悲しみに寄り添ってほしいときなど、娘はとてもドライなのです。共感で人は絆を深めるとするならば、娘とは、かなわぬ夢かもしれないと思うことがあるほどです。

縛り付けられたポールがきしむ音を知った娘は、私にその音を初めて知ったのはいつかと尋ねました。思いもかけない質問に戸惑いながら、私と会話を楽しもうとする姿がうれしくなりました。

「覚えてないよ」と伝えると、一瞬残念そうにした娘は「初めて知った日がママと一緒で良かった」と笑顔になると、「うれしいことはママと一緒の方がもっとうれしいからね」と言ったのです。

涙がこぼれそうでした。娘の心の大切な部分はちゃんと育っている。ただ見えにくくて、分かりにくいだけなのだとはっきりと理解した瞬間でした。

多くの人が共感を求める場面で娘の反応はいま一つです。そうでない場面で娘は感情を大きく揺さぶられています。それはものの見方や考え方が違うからなのだろうと思いました。

とてもとても悩み多い子育ての中にも、幸せは確かにあります。「やったらだめよ」と厳しく叱っても表情一つ変えない娘。全く泣かない子でした。

ある日、たたんだ洗濯物を部屋中に散らかした娘を叱ると、初めて「ごめんなさい」と泣いたのです。うれしずぎてケーキを買ってお祝いをしました。そんなとき、子育てはいいものだなと、ほんのしばらく心地良い気分に浸れます。 ”  (新聞記事より)

 

「嬉しい事はママと一緒の方がもっと嬉しいからね」。。。なんて感性溢れた可愛い言葉でしょう!

風でポールがきしむ音に「何か聞こえる」っときづいたお嬢さん❢❢❢

大人にとったら何でもない音でも子供にとったら初めての響き!心躍る驚きかもしれません。

そして子どもの言葉には計算のない魔法のような美しさがあります。保育児童デイ移動支援も私達には気づきのない気づきの言葉を子供からも利用者さんからも溢れるように聞こえて来る筈です。。   耳を澄ましてあげてください!!     そして優しく答えてあげて下さい!!

春の風もふきはじめます!!!!!

2020年2月14日 (金)

認可外保育園

暖冬とはいえ、時々冷たい風が頬を撫でます。

約18年間認可外保育園として明石のお子様をたくさん育て送り出してきたこぐまプリスクール明石園が3月末をもって閉園することになりました。

明石市は子育て支援対策に力をいれたくさんの認可園ができました。

明石の子育て対策に魅力を感じ引っ越して来られる方もたくさんいらっしゃるようです。

 

18年前アスピアの当時の部長さんがうちまでお見えになり、アスピアで働いてる人達のお子様を優先的に預かる保育所をやって欲しいといわれ、まだ企業主導型とかはない時代でしたから認可外保育園として立ち上げました。そのころ1歳でお預かりしたお子様はもう19歳です。。。

アスピアも部長さんが変わり家賃を上げられることが原因で今の場所に引っ越しました。

認可外とはいえ運動会、発表会、お泊まり保育(当時)などたくさんの行事を催し先生方の御苦労はひとしおだったと思いますが可愛い子どもたちの笑顔溢れる保育園でした。

閉園する時期になって現在の先生方も含め明石園に携わってくださった先生方のお顔が走馬灯のように浮かび感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだ明石には保育ニーズがあると思いますが1円の運営補助もない認可外では力尽きるのは当然です。又行政がそうさせているような気がします。

一番残念なのは、保育士を認可園に取り込むため新卒者に就職支度金ごときたくさんのお金を積み募集されていることです。それは明石市だけではなく神戸、大阪もしかりでまるで保母とり合戦です。資格のある方は引く手あまたですから待遇を比較しながら選べる状況になり何か保育の世界とは違うものが展開されつつあります。そんなお金があったら認可園に落ちたお子様をお預かりしている私たち認可外にもせめて家賃補助なりだしてくだされば今後もたくさんのお子様に保育を還元できたと思います。

子育て支援対策は力のあるところにだけ陽をあて、今まで認可園に落ちて、いくところのない同じ地域のお子様方の認可外保育所は日陰のままでした。

 

でもそんな中、最後まで素晴らしい職員に恵まれ先生方には運動会、発表会、遠足、子供たちにたくさんの経験を通し一番大切な時期の情緒をはぐくんで頂きました。

それはこぐまプリスクール明石園の大きな誇りです。

自力で頑張ってる認可外にも陽をあてて頂き、継続が可能な日がいつか来ることを祈る反面0円からの出発の私の原点が消えていく寂しい思いです。

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